Adobe Illustratorで保存していないファイルや削除したファイルは、自動保存機能やバックアップ、データ復元ソフトを利用することで復元できる場合があります。本記事では、Illustratorファイルが消えた原因と、状況別の復元方法をわかりやすく解説します。
Adobe Illustratorを使用中に、ファイルを保存せずに閉じてしまったり、ファイルを誤って削除してしまったりしたことはありませんか?
Illustratorには自動保存機能やバックアップ機能が用意されており、状況によっては未保存または削除されたファイルを復元できる可能性があります。
以下に、Illustratorの未保存・削除されたファイルを復元する方法を詳しく解説します。
未保存のIllustratorファイルを復元する方法
Illustratorがクラッシュしたり、誤って保存せずに閉じたりした場合でも、自動保存データや一時ファイルから復元できることがあります。ここでは、未保存ファイルを復元する方法を紹介します。
方法1:自動回復機能でIllustratorファイルを復元する
Adobe Illustratorがクラッシュしたり予期せず終了したりした後、再起動時に自動復元ウィンドウが表示されます。指示に従って、保存していなかったファイルを簡単に復元できる可能性があります。
ステップ1:Adobe Illustratorを再起動し、ポップアップ ウィンドウで「OK」をクリックします。

ステップ2:次の画面で紛失したファイルの自動保存バージョンが「(ファイル名) <[復元]」として表示されます。
ステップ3:「ファイル」→「名前を付けて保存」 に移動し、回復したファイルを保存します。
方法2:DataRecoveryフォルダーからIllustratorファイルを復元する
Illustratorは作業中の回復データを自動的に保存している場合があります。自動回復ウィンドウが表示されなかった場合は、DataRecoveryフォルダー内に復元ファイルが残っていないか確認してみましょう。
- Illustratorのバックアップデータの保存場所に移動します。
- 「Adobe Illustrator DataRecovery」という名前のファイルを見つけて開きます。
- 復元したいファイルを見つけ、拡張子を .ai に変更します。その後、Illustratorで該当ファイルを直接開きます。
参考
Adobe Illustratorのバックアップ機能を有効にする手順は以下の通りです。
- コンピューターでAdobe Illustratorを起動します。
- 「編集」→「環境設定」→「ファイル処理・クリップボード」に移動します。
- 「回復データを次の間隔で自動保存」にチェックを入れます。
- バックアップの保存場所を変更する場合は、「選択…」をクリックして場所を指定します。
- 場所を変更していない場合、「C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Illustrator <バージョン番号> Settings\ja_JP*\x64\Adobe Illustrator Prefs/\DataRecovery」でファイルを見つけます。
方法3:一時フォルダーから復元する
Windowsは作業中の一時ファイルをTempフォルダーに保存することがあります。Illustratorファイルが正常に保存されなかった場合でも、一時ファイルから復元できる可能性があります。
ステップ1:Win + Eを押して、Windowsエクスプローラーを開きます。
ステップ2:次の場所に移動します。C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp
ステップ3:未保存のIllustratorファイルを見つけます。
ステップ4:Adobe Illustratorで開き、「ファイル」>「名前を付けて保存」の順に選択して、復元されたファイルを保存します。
削除されたIllustratorファイルを復元する方法
Illustratorファイルを誤って削除してしまった場合でも、完全に消えたとは限りません。削除直後であればごみ箱から復元できるほか、バックアップ機能やデータ復元ソフトを利用することで取り戻せる可能性があります。
方法1:ごみ箱からIllustratorファイルを復元する
Windowsでは、ユーザーに後悔の余地を与えるため、特別な設定がなければ削除されたファイルはゴミ箱に移動されます。削除したIllustratorファイルは、まずごみ箱に残っていないか確認してください。
- デスクトップ上のごみ箱アイコンをダブルクリックします。
- 回復したいIllustratorファイルを見つけます。
- ターゲットを右クリックし、「元に戻す」を選択します。
- すると、ファイルは元の場所に復元されます。
方法2:ファイル履歴から失われたIllustratorファイルを復元する
Windowsの「ファイル履歴」を有効にしている場合は、以前のバックアップからファイルを復元できる可能性があります。
ステップ1:Win + Sキーを押して検索ウィンドウを開き、「コントロール パネル」と入力して Enterキーを押します。
ステップ2:カテゴリとして表示方法を設定し、「システムとセキュリティ」→「ファイル履歴」に移動します。
ステップ3:左側のパネルで「個人用ファイルの復元」をクリックして、ファイル履歴の回復ウィンドウを開きます。

ステップ4:ここで削除されたイラストレーターファイルを選択し、下部にある「復元」アイコンをクリックします。
方法3:以前のバージョンの復元機能を使用する
ファイル履歴機能を有効にしている場合は、以前のバージョンの復元機能を使用して、Adobe Illustratorファイルを、失われたIllustratorファイルを含む以前のバージョンに復元することもできます。詳細は以下のとおりです。
- Windowsエクスプローラーを開きます。
- 削除されたIllustratorファイルの保存に使用されたフォルダーを見つけます。
- フォルダーを右クリックし、「プロパティ」→「以前のバージョン」を選択します。
- 必要に応じてフォルダーのバージョンを選択し、「復元」をクリックします。
方法5:MiniTool Partition Wizardを使用する
ごみ箱やバックアップから復元できない場合は、専門的なデータ復元ソフトを試してみてください。ここはMiniTool Partition Wizardをお勧めします。これは、SSDのデータ回復、ハードドライブデータ回復に役立つ最高のデータ/パーティション回復ツールです。
また、オールインワンのディスク/パーティション管理ソフトウェアとして、MiniTool Partition WizardはMBRとGPTの相互変換、SDカード/ USBのフォーマット、OSの移行、MBRの再構築、パーティションのタイプ(論理/プライマリ)設定など、様々な機能を備えています。
次に、MiniTool Partition Wizardを使用して削除されたIllustratorファイルを復元する手順をご案内します。
ステップ1:MiniTool Partition WizardをPCにダウンロードしてインストールします。
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ステップ2:本ソフトのメインインターフェースに入り、上部のツールバーから「データ復元」をクリックします。
ステップ3:削除されたIllustratorファイルが元に保存されていた場所を選択して「スキャン」をクリックします。具体的なフォルダーを覚えている場合は、「フォルダーを選択」をクリックして、ターゲット フォルダーを参照してください。

ステップ4:スキャン処理が開始されます。スキャン中に、検出されたファイルをプレビューしたり、「一時停止」または「停止」をクリックして、スキャンを中止して、必要なファイルを保存したりできます。

ステップ5:完了したら、回復したいファイルにチェックを入れて、「保存」をクリックします。
ステップ6:復元されたファイルを保存する安全な場所を選択し、「OK」をクリックします。

Illustratorファイルが消える原因
Adobe Illustratorファイルは、さまざまな原因によって突然開けなくなったり、保存されずに消えてしまったりすることがあります。ここでは、Illustratorファイルが消える主な原因を紹介します。
- ソフトウェアまたはシステムの突然クラシック
- ソフトウェアのバージョンが古い
- ソフトウェアエラー
- ウイルス攻撃
- 元のIllustratorファイルは、新しく保存されたファイルで上書きされた
FAQ
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Illustrator <バージョン番号> Settings\ja_JP\x64\Adobe Illustrator Prefs\DataRecovery
結語
この記事では、未保存または削除されたIllustratorファイルを復元する方法を紹介しています。ぜひご参考にしてください。また、最高のデータ回復ソフトウェアであるMiniTool Partition Wizardの使用中に何かご不明な点やご意見がございましたら、お気軽に[email protected]までご連絡ください。
