Windows PCには複数の回復パーティションが存在している場合は、未使用の回復パーティションを削除して、空き容量を増やして確保することができます。この記事では、MiniTool Partition Wizardを使って、不要な回復パーティションを便利で安全に削除する方法を説明します。
Windows 11や10で「ディスクの管理」を開き、状態が「正常(回復パーティション)」となっているパーティションが表示されます。これが回復パーティションです。

回復パーティションは、システムを工場出荷時の設定に復元したり、その他のリカバリ操作を実行したりするために使用されます。このパーティションを保護するため、いくつかの制限が設けられています。例えば:
- ドライブ文字やラベルがない:回復パーティションはドライブ文字が割り当てられていないため、ファイルエクスプローラーに表示されません。また、ラベルも付いていないがないため、ユーザーはその内容を把握ことはできません。このように非表示にすることで、ユーザーが誤って操作したり、中のデータを削除・破損したりするリスクを減らします。
- 通常のファイルシステムとしてアクセスできない:MiniTool Partition Wizardなどのサードパーティ製パーティション管理ツールでのみ確認できます。
- ディスクの管理では制限された操作しかできない:「ディスクの管理」で回復パーティションを右クリックすると、通常は「ヘルプ」オプションしか表示されず、フォーマット、削除、ドライブ文字の追加、領域の縮小・拡張などの操作はできません。これはシステムの回復機能にとって重要な領域であるため、安全性を高めるための制限です。
一般的な場合は、コンピューターには回復パーティションが1つだけ存在しますが、他の状況で複数ある場合もあります。
Windows 10 Proに回復パーティションが2つあることに気づきました。1つは最初のパーティションとしての450MB、もう1つはCドライブの最後のパーティションとしての840MBです。なぜでしょうか?https://learn.microsoft.com/en-us/answers/questions/3302537/i-have-multiple-recovery-partitions
では、なぜ複数の回復パーティションが存在しているのか?削除できますか?未使用の回復パーティションを削除するにはどうすればいいのでしょうか?答えを知るには、読み進めてください。
複数の回復パーティションが存在している理由
コンピューターに複数の回復パーティションがある場合、次のような理由が考えられます。
#1.コンピューターにはOneKey Recovery機能が搭載されている
もしお使いのコンピューターにOneKey Recovery機能が搭載されていると、回復パーティションが3つ存在する場合があります。これは、起動中に特定のキー(F10、F11、Novoなど)を押すことで、コンピューターを以前の状態に素早く復元するための機能です。
ご存知のとおり、Windowsのインストールにより、WinRE(Windows回復環境)と呼ばれる回復機能用のパーティションが作成されます。これにはWinPE(Windows プレインストール環境)に基づいており、起動できないオペレーティングシステムの一般的な問題を診断・修復するためのツールが含まれています。
しかし、OneKey Recovery機能がある場合は、PCメーカーはシステムイメージファイルやOneKey Recovery用プログラムファイルを保存するための別の回復パーティションを追加して作成します。
さらに、一部のPCメーカーは、これらのファイルを用途ごとに異なるパーティションに保存します。例えば、OneKeyパーティションにはシステムイメージファイルが保存され、WinPEパーティションにはOneKeyリカバリ実行用のファイルが保存されます。

Windows インストールによって作成された回復パーティションとPCメーカーによって作成された回復パーティションの違いを次の図を見て確認しましょう。

#2.「自動フェイルオーバー」機能が動作しない
Windowsのアップデートを実行すると、回復パーティションにデータが書き込まれることがあります。この回復パーティションの容量が不足している場合、Windowsは自動フェイルオーバー機能を使って回復パーティションを拡張しようとします。(元のWinRE回復パーティションを削除し、Windowsパーティションを縮小してから、新しいWinRE回復パーティションを作成します)。
しかし、既存の回復パーティションがすべてのWindowsパーティションのすぐ右側に配置されていない場合、WinREパーティションは他のパーティションを縮小して新しい回復パーティションを作成できなくなります。これで、自動フェイルオーバー機能は動作しなくなってしまいます。
パーティションの配置による具体例:
- 回復パーティションがディスクの左側にある場合:GPTディスクでは、古いWindowsのインストールや無人セットアップが標準パーティション配置として回復パーティションをディスクの左側に作成することがあります。
- 回復パーティションがディスクの中央にある場合:最近のWindowsでは、WinRE回復パーティションはCドライブの直後に作成されるのが一般的です。システムディスクを大きいディスクにアップグレードした際にパーティションのサイズ変更を行わないと、Cドライブの後ろに未割り当て領域が残ります。この未割り当て領域を利用してデータパーティションが作成されると、回復パーティションの位置がディスク中央に移動してしまうことがあります。
このような場合、Windowsは元の回復パーティションを残したまま新しい回復パーティションをディスクの右側に追加で作成することがあります。

つまり、自動フェイルオーバー機能が正しく動作できないと、Windowsのアップデートやディスクのアップグレード後に、複数の回復パーティションが作成る可能性があります。
#3.ディスクをフォーマットせずにWindowsを再インストールする
USBメモリを使ってWindowsを再インストールする際に、既存のドライブ(例:Cドライブ)を選んでインストールを進め、元の回復パーティションを削除したりフォーマットしたりしないでそのままにしておくと、Windowsの再インストール後に回復パーティションが2つ作成されることがあります。
これも、ディスクの右側に複数のWinRE回復パーティションが存在している理由の一つです。

回復パーティションを削除できるのか?
回復パーティションは、起動できないコンピューターを修復するために使用されます。例えば、WinRE回復パーティションには、「スタートアップ修復」「システムの復元」「コマンドプロンプト」「このPCを初期状態に戻す」「システムイメージの回復」などのツールが含まれており、起動できないコンピューターのトラブルシューティングや修復に役立ちます。OneKey回復パーティションには、起動できないコンピューターを元の状態に戻すOneKey Recovery 機能が含まれています。
従って、回復パーティションは削除することはおすすめしません。ただし、複数の回復パーティションが存在していて、そのうち使用されていないものがある場合は、未使用の回復パーティションを削除してディスクの空き容量を増やすことも可能です。
未使用の回復パーティションを識別する方法
直接的に未使用の回復パーティションを特定する方法はありませんが、まず使用している回復パーティションを確認して、その情報をもとに残りの回復パーティションは未使用のパーティションと判断することができます。
下のガイドに従って、どの回復パーティションが使用されているかを確認しましょう。
ステップ1:使用しているWinRE回復パーティションを見つけます。
- 検索バーに「cmd」と入力します。検索結果から「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- 「コマンドプロンプト」が開いたら、「reagentc /info」と入力し、「Enter」キーを押します。
- Windows REの場所を見つけます。(私のコンピューターでは、ディスク0のパーティション4です)。

ステップ2:お使いのコンピューターにOneKey Recovery機能が搭載されている場合は、MiniTool Partition Wizardを使ってOneKey回復パーティションを見つけることができます。具体的な手順次のとおりです。
MiniTool Partition Wizard Freeクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ
- 無料版のMiniTool Partition Wizardを起動します。
- 回復パーティションを右クリックし、メニューから「一覧」を選択します。
- パーティションのディレクトリを確認することで、WinPE回復パーティションとかOneKey 回復パーティションとかを分けられます。

使用されているすべての回復パーティション(WinRE回復パーティションとOneKey Recovery機能に関連するパーティション)を確認した後、残りの未使用の回復パーティションを削除することができます。
未使用の回復パーティションを安全に削除する方法
このセクションでは、Windows 11/10で不要な回復パーティションを安全に削除する方法を2つ紹介します。
#1.MiniTool Partition Wizardを使う
MiniTool Partition Wizardは、プロフェッショナルなディスクおよびパーティションツールです。パーティションの作成、フォーマット、削除、移動、サイズ変更、拡張、変換、失われたパーティションとデータの復元など、さまざま操作が実行可能にします。
MiniTool Partition Wizardを使って回復パーティションを削除する方法は次のとおりです。
MiniTool Partition Wizard Freeクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ
- このソフトウェアを起動します。
- 回復パーティションを右クリックし、メニューから「削除」を選択します。
- 左下の「適用」ボタンをクリックして操作を確認し、削除を開始します。

#2.Diskpartを使う
Diskpartでコマンドラインを使って、未使用の回復パーティションを削除することもできます。パソコンの検索ボックスに「DiskPart」を入力して検索し、管理者としてプログラムを実行します。そして、以下のコマンドを1つずつ実行してください。
- list disk
- select disk 〇 (削除したい回復パーティションを含むディスクの番号に〇を置き換えてください)
- list partition
- select partition 〇 (この〇は削除したい回復パーティションのパーティション番号を指します)
- delete partition override

未割り当て領域を再利用する
削除した未使用の回復パーティションの領域は、未割り当て領域になります。この未割り当て領域は既存のパーティションに再利用されることができます。ここでは2つの方法をご紹介します。
#1.MiniTool Partition Wizard
MiniTool Partition Wizardを使えば、位置関係にかかわらず、同じディスク上の未割り当て領域を使ってパーティションを拡張することができます。手順は以下のとおりです。
MiniTool Partition Wizard Freeクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ
ステップ1:ソフトウェアを起動して、メインインターフェイスに入ります。拡張したいパーティションを右クリックし、メニューから「拡張」を選択します。

ステップ2:ドロップダウンメニューを展開して未割り当て領域を選択し、青いブロックを右にドラッグして未割り当て領域の最大サイズを選択します。「OK」をクリックします。

ステップ3:「適用」をクリックして、未割り当て領域をパーティションに追加します。

#2.ディスク管理
「ディスクの管理」は、Windowsの標準搭載ツールで、ディスクとパーティションの管理に使われます。未割り当て領域が拡張したパーティションの右にあると、このツールを使って直接パーティションを拡張できます。手順は以下のとおりです。
- 「Windowsロゴ+X」キーを押して、ポップアップメニューから「ディスクの管理」を選択します。
- 拡張したいパーティションを右クリックし、メニューから「ボリュームの拡張」を選択します。
- ポップアップウィンドウで「次へ」をクリックします。
- ディスクと容量を選択するように求められたら、「次へ」をクリックしてデフォルトオプションをそのまま使用します。
- 「完了」をクリックすると、パーティションの拡張を開始します。

なぜ2つの回復が存在しているのでしょうか?この場合どうすればいいでしょうか?この投稿では詳細なガイドを提供します。Twitterでシェア
結論:
WinRE回復パーティションとOneKey回復パーティション以外にも、自動フェイルオーバーが機能しない問題や不適切なWindows再インストールなどの原因で、Windowsが複数の回復パーティションを作成する場合があります。
本記事では、未使用の回復パーティションを見つけて安全に削除する方法を説明します。また、回復パーティションを削除した後の空き領域を再利用する方法を紹介します。
最後に、もしMiniTool Partition Wizardの使用中に問題が発生した場合は、[email protected]までお気軽にお問い合わせください。できるだけ早く返信いたします。
