WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR は、CPU・メモリ・SSD・電源などのハードウェア異常によって発生する代表的なブルースクリーンエラーです。ドライバー不具合、オーバークロック、過熱、メモリ故障などが主な原因として知られています。本記事では、WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORエラーが発生する際に、まず確認すべきポイント、初心者向けの対処法からハードウェア診断方法までを順番に解説します。

WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORエラーの主な原因

WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORは、Windowsがハードウェアレベルの深刻な異常を検出した際に発生するブルースクリーンエラーです。CPU・メモリ・SSD・電源などに関連することが多く、ソフトウェアやBIOS設定が原因となるケースもあります。

主な原因は以下の3種類に分けられます。

ソフトウェア関連の問題

  • ドライバーが古い、または破損している
  • Windows更新後に互換性問題が発生した
  • システムファイルが破損している
  • サードパーティ製ソフトがシステムと競合している

ハードウェア関連の問題

  • CPUまたはGPUの過熱
  • メモリ故障や接触不良
  • SSD/HDDの不良セクタ
  • 電源ユニットの電圧不安定
  • マザーボードやCPU自体の故障

BIOS・設定関連の問題

  • BIOS/UEFIのバージョンが古い
  • オーバークロック設定
  • 電圧設定やメモリタイミングの異常

まず確認すべきポイント

WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORが発生する原因は多岐にわたりますが、タイミングによって原因を絞り込める場合もあります。

ゲーム中や高負荷作業中に発生する場合

ゲーム、動画編集、3Dレンダリングなど、CPUやGPUに高い負荷がかかる作業中にエラーが発生した場合は、過熱や電源不足が原因である可能性があります。

Windows更新後に発生する場合

Windows Update後に突然WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORが発生し始めた場合は、更新プログラムやドライバーの互換性問題が原因である可能性があります。

起動直後に再起動する場合

Windows起動直後にブルースクリーンが発生する場合は、メモリ故障やBIOS設定異常など、システムの基本動作に関わる問題が疑われます。

高負荷時だけ発生する場合

通常使用では問題ないものの、高負荷時のみWHEA_UNCORRECTABLE_ERRORが発生する場合は、オーバークロック設定や電圧不安定が原因である可能性があります。

修復前に重要なデータを救出する

WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR エラーを修復する前に、データの安全性を確保することが重要です。

このエラーは通常、ハードウェア障害やシステム基盤のクラッシュに関連しているため、頻繁なブルースクリーンによる再起動はファイルの破損や消失を引き起こす可能性があります。そのため、修復ソリューションを試す前に、専用のツールを使用して重要なデータを復元しバックアップしておきましょう。MiniTool Partition Wizardの使用をお勧めします。その「データ復元」機能は非常に強力で、SSD、HDD、USBフラッシュドライブ、SDカードなど、様々なデバイスからのファイル復元をサポートしています。

お使いのパソコンの現状に応じて、以下の2つの操作方法を参考にしてください。

ケース1:PCが正常にWindowsに起動できる場合

お使いのパソコンがたまにブルースクリーンになるだけで、現在はまだデスクトップにアクセスできる場合は、できるだけ早く次の手順を実行してください。

ステップ1:MiniTool Partition WizardをPCにダウンロードしてインストールし、そのメイン画面に入ります。

MiniTool Partition Wizard Pro Demoクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ

ステップ2:上部ツールバーの「データ復元」をクリックし、システムパーティション(通常はCドライブ)を選択した後、「スキャン」をクリックします。

ステップ3:スキャンが完了するまで待ちます。結果リストから必要なファイルを選択し、「保存」をクリックします。

注:
データが上書きされないように、必ず元のパスとは別のパーティションまたは外部ドライブにファイルを保存してください。
MiniTool Partition Wizardで復元ファイルの保存先を選択する画面

ケース2:パソコンがWindowsに起動できない場合

ブルースクリーンが頻繁に発生してデスクトップにアクセスできない場合、別の正常に動作するパソコンを使用して起動可能なUSBドライブを作成してからデータの救出を実行できます。

ステップ1:正常に動作している別のPCにMiniTool Partition Wizardをインストールして、USBドライブを挿入します。

ステップ2:ソフトの右上で「ブータブルメディア」をクリックし、「MiniToolプラグインを搭載したWinPEベースのメディア」を選択します。

MiniTool Partition Wizardで「MiniToolプラグインを搭載したWinPEベースのメディア」を選択している画面

ステップ3:USBメモリをターゲットメディアとして選択し、表示される確認ウィンドウで「はい」をクリックします。

ステップ4:すると、ブータブルメディアの作成が開始されます。完了したら、「終了」をクリックします。

ステップ5:作成済みのブータブルUSBドライブをエラーが発生したPCに挿入し、再起動してBIOSでUSBドライブから起動するように設定します。

ステップ6:MiniToolブート インターフェイスに入ったら、「データ復元」をクリックします。

ステップ7:「デバイス」タブに切り替えて、システムハードドライブを選択し、「スキャン」を実行します。

MiniToolブート版インターフェイスで対象ディスクを選択し「スキャン」をクリックする画面

ステップ8:スキャンが完了したら、重要なファイルにチェックを入れ、「保存」をクリックし、安全な外部ストレージ場所を選択します。

セーフモードで作業する方法

WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR が頻繁に発生してWindowsを正常に使用できない場合は、まず「セーフモード」で作業することをおすすめします。

セーフモードでは、Windowsが必要最小限のドライバーとシステムサービスのみを読み込んだ状態で起動します。そのため、通常起動時に読み込まれるサードパーティ製ソフトや不要なドライバーの影響を受けにくく、ブルースクリーンが発生しにくい安定した環境でトラブルシューティングを行えます。

セーフモードに入る方法

Windowsが連続して起動に失敗すると、「自動修復」モードが自動的に起動します。この仕組みを利用してセーフモードに入ることができます。

ステップ1:電源ボタンを押して、Windowsロゴ(またはPCメーカーのロゴ)が表示された瞬間に、電源ボタンを長押しして強制的にシャットダウンします。

この「オン・オフ」操作を2~3回繰り返すと、画面に「自動修復を準備しています」と表示され、青色の「詳細オプション」インターフェイスに入ります。

ステップ2:「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」の順にクリックします。

ステップ3:次に、右下隅にある「再起動」ボタンをクリックします。

スタートアップ設定画面右下の「再起動」をクリックしている様子

ステップ4:再起動後、オプションリストが表示されます。キーボードの5またはF5キーを押して、「ネットワークとセーフモードを有効にする」を選択します。

スタートアップ設定のオプション一覧画面

WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORエラーを修復する方法

以下では、WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR を解消するための具体的な対処法を順番に紹介していきます。

解決策1:Windowsとドライバーを更新する

古いシステムパッチやドライバーは、WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORを引き起こす一般的な原因の一つです。ハードウェアとシステム間の通信プロトコルが絶えず進化しているため、ソフトウェア環境を最新の状態に保つことで、ほとんどの互換性問題が解決されます。

1. Windowsシステムの更新

  • Windows 10の場合:Win + I キーを押して「設定」を開き、「更新とセキュリティ」→「Windows Update」の順に進み、「更新プログラムのチェック」をクリックします。利用可能な更新プログラムがある場合は、必ずインストールを完了してください。
  • Windows 11の場合:Windows 11で直接「設定」から「Windows Update」を選択します。利用可能な更新プログラムが表示されている場合は、「すべてダウンロードしてインストール」をクリックします。

2.古いドライバーを更新する

特に、グラフィックドライバー、チップセットドライバー、ストレージコントローラードライバーを重点的に確認してください。

ステップ1:Win + X ショートカットキーを押して、表示されるクイックリンクメニューから「デバイスマネージャー」を選択します。

ステップ2:一覧を注意深く確認し、デバイスのアイコンに黄色の感嘆符や赤いエラーマークが表示されていないかをチェックします。

ステップ3:対象デバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択して、ポップアップウィンドウで「ドライバーを自動的に検索」をクリックします。

「ドライバーを自動的に検索」をクリックしている画面

ステップ4:上記の手順を繰り返して、すべての古いドライバーを更新します。

すべての更新を完了したら、パソコンを再起動してください。このエラーがソフトウェアの互換性によって引き起こされている場合、この時点でブルースクリーンは通常解消されているはずです。

解決策2:最近の更新またはドライバーを元に戻す

ハードウェアとシステムの安定性は、バランスにかかっています。システム更新によって脆弱性が修正されることもありますが、古いドライバーとBIOS間の互換性が失われ、WHEAエラーが発生することもあります。システム更新後に突然ブルースクリーンが頻発するようになった場合、最近の更新またはドライバーを元に戻してみてください。

最近の更新プログラムをアンインストールする方法

ステップ1:前述の方法を参照し、連続強制再起動により「自動修復」ブルースクリーン画面に入ります。

ステップ2:「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「更新プログラムのアンインストール」順に選択します。

詳細オプションで「更新プログラムのアンインストール」を選択している画面

ステップ3:「最新の品質更新プログラムをアンインストール」を選択します。この種類の更新は通常、修正プログラムであるため、互換性の問題が発生する可能性が高くなります。

「最新の品質更新プログラムをアンインストール」を選択している画面

ステップ4:処理完了後、PCを再起動し、ブルースクリーンが解消されたか確認

ステップ5:問題が解決しない場合は、上記の手順を繰り返し、「最新の機能更新プログラムをアンインストール」を選択してみてください。これは通常、システムのメジャーバージョン変更に関連する操作です。

Windows Update後にブルースクリーンが出た時の対処法
Windows Update後にブルースクリーンが出た時の対処法

この記事では、Windowsアップデート後のブルースクリーン エラーを修正する方法を紹介しています。

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ドライバーを元に戻す方法

特定のドライバー(グラフィックカードやネットワークカードなど)を手動で更新した後にブルースクリーンが発生する場合、最新のドライバーが既存のWindowsシステムバージョンやBIOS設定と互換性の問題を引き起こしている可能性があります。この場合、ドライバーを以前の安定したバージョンに復元することで問題が解決することが一般的です。

ステップ1:「スタート」ボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。

ステップ2:最近更新したドライバーのカテゴリを展開します。

ステップ3:対象のハードウェアを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

ステップ4:「ドライバー」タブに切り替え、「ドライバーを元に戻す」ボタンをクリックします。

ステップ5:画面の指示に従ってロールバックの理由を選択し、完了後にPCを再起動してエラーが解消されたか確認します。

解決策3:最近インストールしたソフトを削除する

WHEAエラーが特定の新しいソフト(特にソース不明のものや最適化ツール)のインストール後に発生し始めた場合、これらのソフトがシステムの基盤リソース割り当てを妨げている可能性があります。

ステップ1:「スタート」アイコンを右クリックし、「アプリと機能」を選択します。

ステップ2:並べ替え基準を「インストール日付」に設定すると、最近インストールしたプログラムが一目でわかります。

ステップ3:最近インストールした不審なプログラムを選択し、「アンインストール」をクリックし、指示に従って完全に削除します。

ステップ4:リスト内に非公式ルートからダウンロードしたアプリや出所が不明なアプリがないか確認し、それらも削除します。

ステップ5:アンインストール後、パソコンを再起動して、ブルー スクリーンの問題が解決するかどうかを確認します。

解決策4:ハードウェアの過熱問題を診断する

ハードウェアの過熱は、WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORを引き起こす最も一般的な要因の一つです。CPUやGPUの温度が安全限界を超えた場合、システムはハードウェアの焼損を防ぐために強制的にシャットダウンします。

過熱リスクの有無は、以下の兆候から判断できます。

  • ファンが非常に高速で回転し、騒音が非常に大きい
  • 通気口から出る空気は、触ると熱くなっている
  • 大型ゲームや高負荷タスクの実行中に突然クラッシュし、ブルースクリーンが発生する

また、BIOS/UEFI 画面に入り、「Hardware Monitor」または「System Health」オプションを探して、CPU温度が 85°Cを超えていないか確認することができます。

温度が高すぎる場合は、以下の操作を試してください。

  • 圧縮空気を使用して排気口と放熱フィンに付着したほこりを除去し、気流を改善します。
  • 不要な高電力消費のバックグラウンドアプリを終了し、ハードウェアの負荷を軽減します。
  • 過熱がひどい場合は、直ちにデバイスをシャットダウンし、完全に冷却させます。問題が解決しない場合は、放熱グリスを再度塗布するか、専門家のテクニカルサポートを受けることをご検討ください。

解決策5:Windowsメモリ診断ツールを実行する

上記の解決策を試しても問題が解決しない場合は、主要なハードウェアの健康状態を確認する必要があります。中でも、メモリ障害はWHEA_UNCORRECTABLE_ERRORの原因として最も疑われる要素です。幸いなことに、Windowsシステムには強力な「メモリ診断ツール」が標準搭載されており、メモリの物理的損傷や読み書きエラーの有無を検出するのに役立ちます。

詳細な操作手順は次のとおりです。

テスト環境が第三者の干渉を受けないよう、次の操作をセーフ モードで実行することをお勧めします。

ステップ1:セーフモードでWin + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。

ステップ2:入力ボックスに「mdsched.exe」と入力し、「OK」をクリックします。

ステップ3:表示されたウィンドウで「今すぐ再起動して問題の有無を確認する(推奨)」をクリックします。

「今すぐ再起動して問題の有無を確認する(推奨)」をクリックしている画面

ステップ4:すると、PCが自動的に再起動し、青いスキャン画面が表示されます。この時点では操作不要で、システムが自動的にメモリテストを完了します。

ステップ5:テストが完了すると、パソコンは再起動します。デスクトップに入った後、テストレポートが自動的に表示されない場合は、「イベントビューアー」から詳細な結果を手動で取得できます。

  1. 再度Win + Rキーを押し、「eventvwr.msc」と入力して「Enter」キーを押すと、イベント ビューアーが起動します。
  2. 左側のナビゲーション ウィンドウで、「Windowsログ」→「システム」を展開します。
  3. 右側の操作バーで「検索」をクリックし、キーワード「MemoryDiagnostics-Results」を入力して「次を検索」をクリックします。
  4. イベントIDが1210または1101の場合、通常メモリ スティックは良好な状態であり、物理的な障害は見つかっていないことを意味します。
  5. レポートにエラーが示されている場合は、メモリ モジュールを装着し直すか、障害のあるメモリ ハードウェアを交換してみてください。
イベント ビューアーで「MemoryDiagnostics-Results」を検索している画面
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解決策6:SSD/HDDエラーをチェックする

ハードドライブの不良セクタやファイルシステムの論理エラーも、WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR を引き起こす一般的な原因です。システムが破損した物理領域にあるデータを読み取ろうとすると、ハードウェアアーキテクチャは重要な命令を取得できないため、エラーを報告します。

ディスクの問題を徹底的にトラブルシューティングするには、以下の2つの方法を用いてディープスキャンと修復を実行することをお勧めします。

1. MiniTool Partition Wizardを使用する

グラフィカルインターフェースでの操作に慣れている場合は、このツールの「ファイルシステムチェック」と「サーフェステスト」機能を使用できます。

ステップ1:MiniToolのブート環境に入り、システムパーティション(通常はCドライブ)を選択して左側のパネルで「ファイルシステムチェック」をクリックします。

ステップ2:ポップアップウィンドウで「チェックして検出したエラーを修正する」にチェックを入れ、「開始」をクリックします。

MiniTool Partition Wizardで「チェックして検出したエラーを修正する」にチェックを入れて「開始」をクリックしている画面

ステップ3:メインインターフェースに戻り、システムハードドライブを再度選択し、「サーフェステスト」を選択します。

ステップ4:ポップアップウィンドウで「今すぐ開始」をクリックします。

MiniTool Partition Wizardの「サーフェステスト」画面で「今すぐ開始」をクリックしている画面

スキャン完了後、正常なセクタは緑色で、破損している不良セクタは赤色で表示されます。

サーフェステストで不良セクタが見つかった場合、Windows標準搭載のCHKDSKコマンドを使用してさらに処理できます。このコマンドは物理的な損傷領域を特定し、破損したセクタを「使用不可」としてマークすることで、システムが再度これらの故障点にアクセスすることによるクラッシュを防止します。

実行する前に、これら2つのパラメータの機能を確認してください。

  • /r:ディスク上の不良セクタを検索し、そこから読み取り可能なデータを復元しようと試みます(ファイルシステムエラーの修復機能を含みます)。
  • /x:現在のボリュームを強制的にアンマウントし、ツールがハードドライブへの排他アクセスを取得できるようにします。これはディープリペアの前提条件です。

具体的な手順は以下のとおりです。

  1. Windows検索ボックスに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  2. chkdsk /r /x」と入力し、Enterキーを押します。
  3. システムドライブが動作中の場合、コマンドプロンプトに「次のシステム再起動時に、このボリュームのチェックをスケージュールしますか(Y/N)?」と表示されます。Yと入力してEnterキーで確定してください。
  4. PCを再起動すると、システムは真っ黒なスキャン修復画面に入ります。このプロセスは時間がかかる場合がありますが、マークされた不良セクタがシステム動作を妨げないように確実に修復します。
コマンドプロンプトでchkdsk /r /xを実行している画面

解決策7:ハードウェアコンポーネントを物理的にテストする

メモリ診断ツールを実行してもシステムがWHEAエラーを報告する場合は、より深刻な物理的損傷の可能性を考慮する必要があります。ソフトウェアレベルのテストでは、ハードウェアの瞬間的な電圧変動や回路の経年劣化を捉えられないこともあります。そのような場合、物理テストを行って不具合のあるコンポーネントを切り分けることが、最も効果的な対処法となります。

以下では、故障箇所を正確に特定するための交差検証方法をご紹介します。

  • メモリモジュールの排除法:複数のメモリモジュールを装着している場合、マザーボードに1枚だけ残して動作させるか、正常動作が確認済みのメモリモジュールを装着してテストしてください。これにより、どのメモリモジュールまたはマザーボードのスロットに不具合があるか特定できます。
  • 電源交換テスト:電源ユニットの性能低下や供給不安定はWHEAエラーの原因となる可能性があります。可能であれば、正常動作が確認済みで十分な出力の電源に交換し、ブルースクリーンが解消されるか確認してください。
  • 清掃と再取り付け:ハードウェアの損傷ではなく接触不良の場合もあります。グラフィックカードとメモリを一度外し、金メッキ部分を消しゴムで拭いた後、再取り付けを試みてください。

ステップ4:ウィンドウを閉じてパソコンを再起動し、エラーが解決したかどうかを確認します。

方法8:BIOSを更新し、オーバークロックを無効にする

BIOSの互換性問題や不安定なオーバークロック設定も、WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORを引き起こす原因の一つです。特に、CPUやメモリの設定を変更している場合は、BIOSを最新状態に更新し、各種オーバークロック設定を無効化することで改善する可能性があります。

BIOS/UEFI ファームウェアを更新する

ステップ1:正常に動作する別のデバイスで、マザーボードメーカーの公式サイトにアクセスし、対応するモデルの最新BIOSファームウェアをダウンロードします。

ステップ2:ダウンロードしたファイルを解凍し、FAT32形式でフォーマットしたUSBメモリに保存します。

ステップ3:PCを再起動してBIOSに入り、「Update BIOS」または「EZ Flash」ツールを探します。USBメモリ内のファイルを選択し、画面の指示に従ってアップグレードを完了します。

警告:
更新中は電源を切ったり強制的にシャットダウンしたりしないでください。そうしないとマザーボードが損傷する可能性があります。

BIOS でオーバークロック設定を無効にする

オーバークロックはWHEAエラーの発生率を大幅に増加させます。手動で周波数を調整した場合は、必ず元に戻してください。

ステップ1:パソコンを起動し、BIOSメニューに入ります。

ステップ2:「AI Tweaker」「OC Tweaker」または「Advanced Frequency Settings」セクションに移動します。

ステップ3:CPU Ratio/MultiplierをAutoまたはDefaultに設定します。

ステップ4:XMP、DOCP、またはEXPOメモリプロファイルを無効にします。

ステップ5:CPU Voltage、DRAM Voltage、Base Clock(BCLK)をAutoに設定します。

ステップ6:その後、変更を保存してBIOSを終了します。

解決策9:クリーンブートまたはシステムの復元を実行する

ドライバー更新やハードウェアチェックを行っても問題が解決しない場合は、バックグラウンドサービスやシステム設定の競合が原因となっている可能性があります。この場合は、クリーンブートやシステムの復元を実行し、Windowsを正常な状態に戻せるか確認してみましょう。

クリーンブートを実行する

クリーンブートは、サードパーティ製ソフトによる干渉を排除するように設計されています。Windowsに必要な最小限のドライバーとサービスのみを使用してシステムを起動し、プログラムの競合が発生していないかどうかを確認するのに役立ちます。

  1. Win + Rキーを押して「msconfig」と入力し、Enterキーを押します。
  2. サービス」タブに切り替え、「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェックを入れます。
  3. すべて無効」をクリックし、「適用」をクリックします。
  4. スタートアップ」タブに切り替え、「タスクマネージャーを開く」をクリックします。
  5. すべてのサードパーティ製スタートアップ項目を右クリックし、「無効化」を選択します。
  6. タスク マネージャーを終了します。
  7. スタートアップ」タブの「OK」をクリックします。
  8. その後、パソコンを再起動すると、クリーン ブート環境になります。
  9. ブルースクリーンが再発しない場合、前に無効にしたプログラムに問題があったことを示しています。この場合、それらを1つずつ再度有効にして、ブルースクリーンの原因となっているプログラムを特定してください。

システムの復元を実行する

上記の基本設定の調整を行っても問題が解決しない場合は、Windowsの「システムの復元」機能をお試しください。この機能を使用すると、システム設定、レジストリ、重要なドライバーを以前の正常な状態に復元し、WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORを引き起こす可能性のある予期せぬ変更を元に戻すことができます。

エラー発生前にシステムの復元ポイントを作成しておけば、この方法は時間を巻き戻す魔法のような効果をもたらすことがよくあります。

操作手順は以下のとおりです。

注:
システムの復元を実行すると、復元ポイントの日付以降にインストールされたすべてのソフトウェアまたはドライバーが削除されますが、個人ドキュメント(写真、ドキュメントなど)は影響を受けません。

ステップ1:前述の連続強制再起動法により、青色の「自動修復」画面に入ります。

ステップ2:「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「システムの復元」を順番に選択します。

詳細オプション画面で「システムの復元」をクリックしている様子

ステップ3:システムは既存の復元ポイントを表示ので、必ずブルースクリーンエラーが初めて発生した日付より前の復元ポイントを選択してください。

ステップ4:画面の操作ガイドに従って復元情報を確認します。その後、システムは自動的に再起動し、復元プロセスを実行します。

解決策10:Windowsをクリーンインストールする

システムの復元を行ってもWHEA_UNCORRECTABLE_ERRORブルースクリーンエラーが解決しない場合、ソフトウェアレベルで取れる最終手段はクリーンインストールでしょう。既存のオペレーティングシステムを完全に削除することで、システムファイルの深刻な破損、頑固なドライバー競合、またはマルウェアによる論理的な障害をすべて排除します。

提示:
クリーンインストールではシステムドライブがフォーマットされ、すべてのデータ、アプリ、設定が消去されます。続行する前に、この記事の冒頭にある「データ復元」セクションの説明に従って、必ずデータをバックアップしてください。

以下は、Windows 11を例にした詳細なインストール手順です(Windows 10 の手順もほぼ同様です)。

段階1:起動可能なUSBドライブを作成する

ステップ1:Microsoftの「Windows 11のダウンロード」ページにアクセスして、「Windows 11インストール アシスタント」セクションで、「今すぐダウンロード」をクリックします。

Windows 10をインストールする場合は、対応するWindows 10ダウンロード ページにアクセスして、メディア作成ツールを入手してください。

「Windows 11インストール アシスタント」セクションの「今すぐダウンロード」をクリックしている画面

ステップ2:空のUSBフラッシュ ドライブ(少なくとも8GB)をパソコンに挿入し、ダウンロードしたMediaCreationTool.exeファイルを実行します。

ステップ3:次に現れたライセンス条項を読んで「同意する」をクリックします。

ステップ4:希望する言語とバージョンを選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ5:使用するメディアとして「USBフラッシュ ドライブ」を選択し、リストから先ほど接続したUSBドライブを選択します。

「USBフラッシュ ドライブ」を選択している画面

ステップ6:システムは必要なファイルを自動的にダウンロードし、起動可能なUSBドライブを作成します。完了したら、「完了」をクリックしてUSBドライブを取り外します。

PCをUSBドライブから起動してシステムをインストールする

ステップ1:エラーメッセージが表示されているパソコンにUSBドライブを挿入し、電源を入れた直後にブートホットキー (マザーボードのモデルに応じて F12、F11、Delなど)を繰り返し押して、パソコンをUSBドライブから起動するように設定します。

ステップ2:Windowsインストール インターフェイスに入ったら、プロンプトに従って言語とキーボード入力方法を選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ3:「Windows 11のインストール」オプションを選択し、「ファイル、アプリ、設定など、すべてが削除されることに同意します」にチェック入れて「次へ」をクリックします。

セットアップオプションの選択画面で「Windowsのインストール」を選択している様子

ステップ4:次のページで、「プロダクトキーがありません」をクリックし、後でWindows 11をアクティベートします。

ステップ5:インストールするWindows 11のバージョンを選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ6:適用される通知とライセンス条項を読み、「同意する」をクリックします。

ステップ7:Windowsをインストールする場所を選択し、「次へ」をクリックします。その後、「インストール」をクリックして処理を開始します。

Windows 11のインストール準備完了画面

ステップ8:プロセスが完了するまで待ちます。完了したら、画面上のガイドに従って初期設定を完了します。

解決策11:専門家の技術サポートを受ける

上記のソフトウェアデバッグからハードウェア初期スクリーニングまでの全方法を試しても、WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORブルースクリーンエラーが解決できない場合、最終手段として専門技術者の支援を求める必要があります。この段階では、故障は通常のリペア範囲を超え、マザーボード回路、CPU内部ロジック、電源リップルなどの深層的な物理的故障が原因である可能性が高いです。公式サービスセンターまたは専門修理機関へPCを持ち込むことをお勧めします。経験豊富な技術者が専門診断機器を用いて、正確なハードウェア検査の提案を行うか、損傷部品を直接修理し、ブルースクリーン問題を根本から解決します。

パソコンでWHEA_UNCORRECTABLE_ERRORが発生し、システムに入れない?この記事にはエラーをうまく解決するための効果的な方法がいくつか紹介されています。皆さんとこの投稿を共有したいと思います!Twitterでシェア

WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORに関するFAQ

WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORとは?
WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR は、Windows がハードウェアレベルの重大な異常を検出した際に発生するブルースクリーンエラーです。CPU、メモリ、SSD、電源、ドライバー不具合などが主な原因として知られています。
WHEA_UNCORRECTABLE_ERRORを放置するとどうなりますか?
このエラーはハードウェアの深刻な異常を意味します。無視して使い続けると、パーツの物理的な故障や、大切なデータの消失につながる恐れがあります。
セーフモードでもWHEA_UNCORRECTABLE_ERRORが発生する場合はどうすればいいですか?
セーフモードでもブルースクリーンが発生する場合は、ソフトウェアよりもハードウェア側に問題がある可能性が高くなります。メモリ、SSD、電源ユニット、マザーボードなどの状態を確認してください。

まとめ

WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR が発生した場合は、まずWindows更新、ドライバー確認、温度チェックなどの基本的な対処から順番に試していくことが重要です。特に、ゲーム中や高負荷時に発生する場合は、CPU/GPUの過熱や電源不足も疑う必要があります。

また、メモリやSSDなどのハードウェア故障が原因となっているケースも少なくありません。ソフトウェア側の対処を行っても改善しない場合は、ハードウェア診断や部品交換も検討してください。

なお、MiniTool Partition Wizardの使用中に何かご不明な点やご意見がございましたら、お気軽に[email protected]までご連絡ください。

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