Microsoft Edge WebView2 Runtimeは、Webコンテンツを埋め込むための基盤となるWebプラットフォームであり、開発者向けのコントロールです。これにより、開発者は Microsoft Office、Visual StudioなどのWin32 C++、.NET、WinUIアプリケーションに Webコンテンツを埋め込むことができます。
しかし、多くのユーザーは、Edge WebView2がCPUやディスク、RAMなどのシステムリソースを継続的に消費していることに気づいています。そのため、Microsoft Edge WebView2を永続的に無効化して、再インストールされないようにしたいと考えているでしょう。
Edge WebView2を完全にアンインストールできない理由
一部のユーザーは、Microsoft Edge WebView2 Runtimeを完全にアンインストールできないことに気づいています。では、なぜWebView2が再インストールされ続けるのでしょうか?前述のように、主な理由はWebView2がレンダリングエンジンとして機能し、他のアプリケーション内でWebコンテンツを表示できることです。また、Microsoftは通常、コンポーネントの更新を強制的に実行します。
Edge WebView2を永久に無効にする方法
さまざまなフォーラムからのユーザーレポートを調査した後、Microsoft Edge WebView2 を永久に無効にするが5つ見つかりました。以下で詳しく説明します。
方法1.タスクマネージャーでMicrosoft Edge WebView2を無効にする
最も簡単な方法はタスクマネージャーを使用することです。タスクマネージャーを使って、バックグラウンドで実行されているMicrosoft Edge WebView2を無効にすることができます。
ステップ1:画面下部のスタートメニューを右クリックし、「タスクマネージャー」を選択します。
ステップ2:「プロセス」タブで「Microsoft Edge WebView2」を右クリックし、「タスクの終了」を選択します。または、「詳細」タブに移動し、msedgewebview2.exe を右クリックしてタスクを終了することもできます。

方法2.CMDでMicrosoft Edge WebView2をアンインストールする
Redditユーザーから、コマンドプロンプトツールを使って、Microsoft Edge WebView2を成功にアンインストールしたという報告がありました。その方法を試す価値があります。
こちらをお試しください。
ステップ1:検索ボックスに「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを右クリックして「管理者として実行」を選択します。UACウィンドウで「はい」をクリックして確認します。
ステップ2:管理者特権のコマンドプロンプトウィンドウで、次のコマンドを入力し、「Enter」キーを押してEdge WebView2のファイルパスを確認します。下のパスは実際のパスに置き換えてください。
cd C:\Program Files (x86)\Microsoft\EdgeWebView\Application\141.0.3537.99\Installer
ステップ3:次のコマンドを実行して、Microsoft Edge WebView2を強制アンインストールします。
setup.exe –uninstall –msedgewebview –system-level –verbose-logging –force-uninstall

方法3.実行ファイルの名前を変更してMicrosoft Edge WebView2の再インストールを停止する
answers.micrsoft.comフォーラムのユーザーは、実行ファイルの名前を変更することでMicrosoft Edge WebView2の再インストールを停止することができると投稿します。この方法も試してみましょう。
この操作を行うには、「Windows+E」キーを押して「エクスプローラー」を開き、パス「C:\Program Files (x86)\Microsoft\EdgeWebView\Application\141.0.3537.99」に移動して、msedgewebview2.exeを右クリックし、名前を変更します。その後、PCを再起動し、WebView2の問題が解決するかどうかを確認します。

方法4. コントロールパネルでMicrosoft Edge WebView2をアンインストールする
コントロールパネルでEdge WebView2をアンインストールすることもできます。次は具体的な手順です。
ステップ1:検索ボックスに「コントロール」と入力し、最も一致する結果から「コントロールパネル」を開きます。
ステップ2:表示方法を「カテゴリ」に変更し、「プログラム」セクションの「プログラムのアンインストール」をクリックします。
ステップ3:リストからMicrosoft Edge WebView2関連のプログラムを見つけます。右クリックして「アンインストール」を選択します。
方法5.MiniTool Partition Wizardを使用してEdge WebView2を完全に削除する
上記のすべての方法を試しても、Edge WebView2を完全に削除できない場合は、専門的なファイル削除ツールであるMiniTool Partition Wizardをお試しください。このツールはディスク容量を分析できるだけでなく、ファイルを完全に削除できます。また、ハードドライブのパーティション分割、ディスクパフォーマンスのチェック、ハードドライブのクローン作成、MBRの再構築、クラスターサイズの変更なども可能です。
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ステップ1:メインインターフェイスの上部から「ディスク使用状況分析」をクリックし、Edge WebView2をインストールしたドライブを選択して「スキャン」をクリックします。
ステップ2:スキャンが完了したら、「ファイルビュー」に移動し、検索ボックスに「WebView2」と入力して「適用」をクリックし、ログラムに関連するすべてのファイルやフォルダが表示されます。ファイルを右クリックし、「削除(完全に)」を選択します。

さいごに
本記事では、Windows 10/11でMicrosoft Edge WebView2を無効にしたりアンインストールしたりする方法をまとめています。これらの方法が役に立つことを願っています。
