128GBのUSBメモリが32GBしか認識されない場合、パーティション構成の問題や未割り当て領域、フォーマット時の設定などが原因として考えられます。まずは「ディスクの管理」でドライブ全体の容量を確認し、残りの領域が未割り当てになっていれば、パーティションの拡張や再作成によって利用できるようにしましょう。

簡単な回答

128GBのUSBメモリが32GBしか認識されない場合、パーティションが32GBしか作成されておらず、残りの領域が未割り当てになっているか、別のパーティションとして割り当てられている可能性があります。

まずはWindowsの「ディスクの管理」を開き、USBメモリの合計容量とパーティション構成を確認してください。ドライブ全体が認識されているにもかかわらず、32GBしか使用できない場合は、通常、パーティションを拡張するか、作成し直すことで残りの領域を利用できます。

一方、「ディスクの管理」でもUSBメモリ全体が32GBしか認識されない場合は、別のパソコンに接続して確認しましょう。ハードウェアやファームウェアの不具合、偽装されたUSBメモリなどの可能性もあるため、実際の容量を検証する必要があります。

128GBのUSBメモリが32GBしか認識されないのはなぜ?

エクスプローラーで128GBのUSBメモリが32GBしか表示されない場合、実際に容量が失われたのではなく、パーティション構成やフォーマット、ドライブの認識に問題が生じている可能性があります。

原因を特定するには、まず「ディスクの管理」でUSBメモリ全体が認識されているかを確認します。128GBのUSBメモリは、Windows上では約119GBと表示されます。ドライブ全体が約119GBとして表示されているか、それともディスク自体が約32GBとして認識されているかによって、考えられる原因と対処法が異なります。

1. 「ディスクの管理」でUSBメモリ全体が認識されている場合

USBメモリ全体が約119GBとして認識されているものの、32GBのパーティションしか表示されず、残りの約87GBが未割り当て領域や認識されていないパーティションになっている場合は、パーティション構成に問題があると考えられます。

USBメモリのパーティション構成(ディスクの管理で32GBのパーティションと約85GBの未割り当て領域を表示)

主な原因は次のとおりです。

  1. 32GBのパーティションしか作成されていない: 残りの領域が未割り当てのままになっています。
  2. 起動可能なUSBメモリとして使用した: 起動可能なメディアの作成時に、32GB分だけが使用され、残りの領域が利用できない状態になっている可能性があります。
  3. ほかのOSや機器で使用した: 別のOSを搭載したパソコン、ゲーム機、カメラなどで使用した結果、複数のパーティションが作成され、一部が非表示または認識されない状態になっている可能性があります。
  4. フォーマットやパーティション設定に問題がある: 設定が適切でないため、USBメモリの一部の領域しか利用できなくなっている可能性があります。

この場合は、次のいずれかの方法でUSBメモリの全容量を利用できるようにします。

  1. MiniTool Partition Wizardを使ってパーティションを拡張する
  2. 「ディスクの管理」で既存のパーティションを削除し、新しいパーティションを作成する
  3. DiskPartのcleanコマンドでUSBメモリのパーティション情報を消去し、新しいパーティションを作成する
解決済み:64GBのUSBメモリが32GBしか認識されない
解決済み:64GBのUSBメモリが32GBしか認識されない

この投稿では、64GBのUSBメモリがWindows PCで32GBしか表示されない問題の考えられる原因を分析し、それを解決する実行可能な対処策もいくつ提供します。

もっと見る

2. 「ディスクの管理」でも32GBしか認識されない場合

「ディスクの管理」でUSBメモリ全体が約32GBと表示され、約119GBのディスクに32GBのパーティションがあるわけではない場合、原因はパーティション構成以外にある可能性があります。

考えられる原因は次のとおりです。

  • USBメモリのハードウェアまたはファームウェアの不具合
  • USBポートや接続の問題
  • デバイス情報の誤り
  • 偽装されたUSBメモリ

まずは別のUSBポートやパソコンに接続し、認識される容量が変わるか確認してください。

それでも約32GBしか認識されない場合は、H2testwなどのツールを使って、USBメモリの実際の容量を検証しましょう。偽装されたUSBメモリの中には、実際のフラッシュメモリ容量よりも大きな容量を報告するように設定された製品があります。そのため、128GBと表示されていても、実際に使用できる物理容量は大幅に少ない可能性があります。

USBメモリの寿命は?長持ちさせる使い方からデータ復元方法まで徹底解説
USBメモリの寿命は?長持ちさせる使い方からデータ復元方法まで徹底解説

USBメモリの寿命とは? USBを保護して寿命を延ばすにはどうすればよいですか? この文章はこれらの問題について解説していきます。

もっと見る

32GBしか認識されないUSBメモリを128GBに戻す方法

128GBのUSBメモリが32GBしか認識されない場合、パーティション構成やフォーマットに問題があれば、以下の3つの方法で全容量を利用できるようにできる可能性があります。

注意: 作業を始める前に、USBメモリ内の重要なファイルをバックアップしてください。パーティションの削除やディスクの初期化を行うと、保存されているデータが失われる可能性があります。

方法1. パーティションを拡張してUSBメモリの全容量を利用する

MiniTool Partition Wizardを使えば、USBメモリ上のパーティションを拡張できます。このパーティション管理ソフトは、NTFSとFAT32の両方のパーティションの拡張に対応しています。手順は次のとおりです。

MiniTool Partition Wizard Freeクリックしてダウンロード100%クリーン&セーフ

手順1: MiniTool Partition Wizardを起動します。USBメモリ上の32GBのパーティションを右クリックし、「移動/サイズ変更」を選択します。

MiniTool Partition WizardでUSBメモリの32GBパーティションを選択し、「移動/サイズ変更」を表示した画面

手順2: 表示されたウィンドウで、右側の矢印を右端までドラッグし、「OK」をクリックします。

MiniTool Partition Wizardの「パーティションの移動/サイズ変更」ウィンドウで右側の矢印を表示した画面

手順3: 「適用」をクリックして、パーティションの拡張操作を実行します。

MiniTool Partition Wizardでパーティションの拡張を適用する画面

方法2. パーティションを削除して作成し直す

Windows標準のディスク管理ツール「ディスクの管理」を使えば、既存のパーティションを削除し、新しいパーティションを作成できます。手順は次のとおりです。

手順1:パーティションを削除する

  1. Win + Xキーを押し、「ディスクの管理」を選択して開きます。
  2. USBメモリ上の32GBのパーティションを右クリックし、「ボリュームの削除」を選択します。「はい」をクリックして確定します。
  3. ほかにもパーティションがある場合は、USBメモリ全体が未割り当て領域になるまで削除します。
ディスクの管理でUSBメモリの「ボリュームの削除」を選択した画面

手順2:新しいパーティションを作成する

  1. 未割り当て領域を右クリックし、「新しいシンプルボリューム」を選択します。
  2. 「次へ」を順にクリックし、最後に「完了」をクリックします。これにより、未割り当て領域全体を使用して、既定ではNTFS形式のパーティションが作成されます。
ディスクの管理で未割り当て領域の「新しいシンプルボリューム」を選択した画面

方法3. DiskPartでUSBメモリを初期化し、新しいパーティションを作成する

上記の方法で問題が解決しない場合は、DiskPartを使う方法もあります。この方法では、USBメモリ上のすべてのパーティションを削除し、パーティション情報を完全に消去する必要があります。操作を誤ると別のディスクのデータを失うおそれがあるため、対象のディスク番号を十分に確認してください。

手順1: Win + Rキーを押し、「ファイル名を指定して実行」を開きます。diskpartと入力してEnterキーを押します。

Windowsの「ファイル名を指定して実行」でdiskpartを入力した画面

手順2: 次のコマンドを1つずつ実行し、USBメモリを初期化します。

  • list disk
  • select disk *(*はUSBメモリのディスク番号に置き換えます)
  • clean
DiskPartでUSBメモリのパーティション情報を消去するcleanコマンドを実行した画面

手順3: 次のコマンドを実行し、新しいパーティションを作成します。

  • create partition primary
  • assign letter = #
  • format fs=ntfs quick

また、「ディスクの管理」を開き、未割り当て領域から新しいパーティションを作成することもできます。

Diskpartでパーティションを作成する方法|初心者向け
Diskpartでパーティションを作成する方法|初心者向け

パソコンの初心者にとって、diskpartコマンドでパーティションを作成するのはちょっと難しいみたいですが。実は、それほど難しいではありません。この記事では、Diskpartとその代わりになる二つのツールを使用して、Windows 10でパーティションを作成する方法を紹介します。

もっと見る

128GBのUSBメモリなのに、なぜか32GBしか使えない…。フォーマットしても容量が戻らない場合は、パーティション構成が原因かもしれません。原因の確認方法と対処法をまとめました。Twitterでシェア

128GBのUSBメモリが32GBしか認識されない場合のよくある質問

フォーマット後に128GBのUSBメモリが32GBしか認識されなくなるのはなぜですか?
通常、フォーマットだけで128GBのUSBメモリが32GBに減ることはありません。フォーマットやパーティションの設定時に32GBのパーティションだけが作成され、残りの領域が未割り当てになっている可能性があります。「ディスクの管理」でドライブ全体の容量を確認してください。
起動可能なUSBメモリを作成した後、32GBしか認識されなくなるのはなぜですか?
起動可能なUSBメモリの作成ツールによっては、ドライブのパーティション構成が変更されます。その結果、残りの領域が未割り当てになったり、エクスプローラーに通常どおり表示されないパーティションが作成されたりすることがあります。「ディスクの管理」で、認識されない容量が残っているか確認してください。
128GBのUSBメモリが偽物かどうかを確認するにはどうすればよいですか?
偽装された128GBのUSBメモリは、実際の物理容量よりも大きな容量を報告することがあります。パソコンでUSBメモリ全体が常に約32GBと認識される場合は、信頼できる容量検証ツールを使って実際の容量を確認してください。ただし、32GBのパーティションしかないという理由だけで、偽物と判断することはできません。
128GBのUSBメモリにはFAT32、exFAT、NTFSのどれを使えばよいですか?
一般的な用途で128GBのUSBメモリを使用するなら、大容量ファイルに対応し、最新のさまざまなOSで利用できるexFATが便利な選択肢です。FAT32には1ファイルあたり4GBまでというサイズ制限があります。一方、NTFSは主にWindowsで使用されるファイルシステムであり、ほかの機器では互換性に制限が生じる場合があります。使用するパソコンや機器に合わせて選択してください。

まとめ

USBメモリが32GBしか認識されない場合は、まず「ディスクの管理」でドライブ全体の容量を確認しましょう。Windowsが全容量を認識しているにもかかわらず、32GBのパーティションしか利用できない場合は、パーティションを拡張するか、作成し直すことで残りの領域を利用できる可能性があります。

パーティションの拡張には、MiniTool Partition Wizardを利用できます。ソフトの使用中に問題が発生した場合は、[email protected]までお問い合わせください。

  • reddit