VALORANTのアップデートが遅い・進まない場合、Riot側の障害、ネット回線、バックグラウンド処理、ファイアウォール、DNS、ディスクなどが原因として考えられます。まずサーバー状況と回線を確認し、改善しない場合はRiot Clientやネットワーク設定、ストレージを順番に確認しましょう。
VALORANTのアプデが遅い、0.1KB/sしか出ない、途中で進まなくなるなどの問題に困っていませんか?アップデートが遅い原因は、ネット回線だけでなく、Riot側の障害やRiot Client、PCの設定、ディスクなどさまざまです。
まずは、発生している症状を確認しましょう。
まず確認すること
対処法を試す前に、まず以下の3点を確認しましょう。現在の症状を整理することで、原因を効率よく切り分けられます。
Riot Gamesのサービス状況を確認する
自分のPCやネットワークではなく、Riot Games側で障害やメンテナンスが発生している可能性があります。まずはRiot Games公式のサービス状況ページで、VALORANTと自分の地域を選択し、障害情報が出ていないか確認してください。
Riot側で問題が発生している場合は、ユーザー側で設定を変更しても改善しないことがあります。復旧するまで待ってから、再度アップデートを試してください。
他のゲームやサイトのダウンロード速度を確認する
VALORANTだけが遅いのか、それともインターネット回線全体が遅いのかを確認します。ブラウザでファイルをダウンロードしたり、Steamなど別のゲームプラットフォームでダウンロードしたりして、速度を比較してみましょう。
他のダウンロードも遅い場合は、Wi-Fiやルーター、インターネット回線など、ネットワーク側に原因がある可能性があります。一方、VALORANTだけが遅い場合は、Riot ClientやRiot側の問題なども考えられます。
VALORANTで発生している症状を確認する
「アップデートが遅い」といっても、ダウンロード速度が極端に遅い、特定の進捗率で止まる、エラーが表示されるなど、症状はさまざまです。
自分の状況に近いものを以下の表で確認し、原因を切り分ける際の参考にしてください。
| 症状 | 原因 |
| ダウンロード速度が0.1KB/sなど極端に遅く、ほとんど進まない | インターネット回線の不安定、Riot側の混雑や一時的な問題、Riot Clientの不具合など |
| ダウンロードが0%や特定の進捗率で止まったまま進まない | Riot Clientの一時的な不具合、ゲームファイルの処理、ディスクの空き容量不足など |
| 「アップデートを実行できません」「アップデートに失敗しました」などのエラーが表示される | ファイアウォール・セキュリティソフトの干渉、Riot Clientの問題、Riot側の一時的な障害など |
| ダウンロードは進むが、インストール完了までに異常に時間がかかる | ディスクの読み書き速度、特にHDDの処理速度、ディスクの空き容量不足など |
VALORANTのアップデートが遅い・進まない原因
VALORANTのアプデが遅い・進まない原因は、ネットワークだけとは限りません。主に以下のような原因が考えられます。
- インターネット回線の問題:Wi-Fiの電波が弱い、回線が混雑しているなど
- Riot側の問題:サーバーの混雑、メンテナンス、障害など
- Riot Clientの問題:一時的な不具合や、アップデート処理に関する問題
- セキュリティソフトの干渉:Windowsファイアウォールやウイルス対策ソフトが通信を妨げている
- DNS・ネットワーク設定の問題:DNSの応答やネットワーク設定に問題がある
- バックグラウンド処理:ほかのアプリやプロセスが通信帯域やPCのリソースを使用している
- ネットワークドライバーの問題:ドライバーが古い、または正常に動作していない
- ディスクの問題:空き容量が不足している、またはHDDなどで読み書きに時間がかかっている
特に、ダウンロード速度が遅い場合と、ダウンロード後のファイル処理に時間がかかっている場合では、原因が異なる可能性があります。症状を確認したうえで、次に紹介する対処法を上から順番に試してみてください。
VALORANTのアプデが遅い・進まない問題を解決する方法
ここまで確認した原因を踏まえ、VALORANTのアプデが遅い・進まない場合に試したい対処法を紹介します。簡単な方法から順番に試し、改善するか確認してください。
1. Riot ClientとPCを再起動する
まずはRiot ClientとPCを再起動してみましょう。Riot Clientの一時的な不具合やバックグラウンドで動作しているプロセスが原因の場合、再起動だけで改善することがあります。
ステップ1. 「Ctrl + Shift + Esc」キーを押してタスクマネージャーを開き、「Riot Client」など関連するプロセスが残っている場合は、右クリックして「タスクの終了」を選択します。
ステップ2. PCを再起動します。Windowsの起動後にRiot Clientを開き、VALORANTのアップデートを再度試してください。
改善しない場合は、次の方法に進みましょう。
2. ネットワーク接続を確認・改善する
インターネット回線が不安定だったり、ほかの機器やアプリが帯域を使用していたりすると、VALORANTのアップデートが遅くなることがあります。以下を順番に確認してください。
- ルーターを再起動する:ルーターの電源を切り、しばらく待ってから再度起動します。
- 有線接続を試す:Wi-Fiを使用している場合は、可能であればイーサネット接続に切り替えてみましょう。
- ネットワークの混雑を確認する:同じネットワークで大容量のダウンロードや動画ストリーミングなどが行われていないか確認します。
- VPNを一時的に無効にする:VPNを使用している場合は、一度無効にしてアップデートを試します。
- 回線速度を確認する:VALORANT以外のダウンロードも遅い場合は、インターネット回線やISP側の問題も考えられます。
3. 不要なアプリやバックグラウンド処理を終了する
OneDriveなどのクラウド同期、動画配信、他のダウンロードなどが同時に動作していると、VALORANTのアップデートに使用できるネットワーク帯域やPCのリソースが少なくなる場合があります。
ステップ1. 「Ctrl + Shift + Esc」キーを押してタスクマネージャーを開きます。
ステップ2. 「プロセス」タブで、ネットワークやCPU、ディスクの使用量が大きいアプリを確認します。

ステップ3. VALORANTのアップデートに不要なアプリを終了し、再度アップデートを試してください。
OneDrive、Dropboxなどのクラウド同期や、他のゲーム・動画のダウンロードが実行されている場合は、アップデートが完了するまで一時停止するのもおすすめです。
4. ファイアウォール・セキュリティソフトの設定を確認する
Windowsファイアウォールやウイルス対策ソフトがRiot Clientの通信を妨げていると、アップデートに問題が発生する場合があります。
まず、VALORANTやRiot Clientがファイアウォールによってブロックされていないか確認し、必要に応じて許可リストや除外リストに追加してください。
ステップ1. Windowsの検索ボックスに「ファイアウォール」と入力し、「Windows Defender ファイアウォール」を開きます。
ステップ2. 「Windows Defender ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可」を選択します。

ステップ3. 「設定の変更」をクリックし、VALORANTやRiot Client関連の項目が許可されているか確認します。
サードパーティ製のウイルス対策ソフトを使用している場合は、そのソフトの設定からRiot ClientやVALORANTを除外対象として追加できるか確認してください。
例えば、AVGの場合は「ホーム」→「設定」→「コンポーネント」→「ウェブシールド」→「例外」の順に進んで追加し、Kasperskyの場合は「ホーム」→「設定」→「追加」→「脅威と除外」→「除外」→「信頼できるアプリケーションを指定」から追加できます。
5. DNSを変更する
ネットワーク接続や名前解決に問題がある場合は、DNSサーバーを変更することで改善する可能性があります。ただし、DNSの変更によって必ずダウンロード速度が向上するわけではありません。
Google Public DNSやCloudflare DNSなどのパブリックDNSを試してみましょう。
ステップ1. 「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」→「アダプターの設定の変更」の順に開きます。
ステップ2. 使用中のネットワークを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
ステップ3. 「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。

ステップ4. 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択し、例えばGoogle Public DNSの場合は以下を入力します。
- 優先DNSサーバー:8.8.8.8
- 代替DNSサーバー:8.8.4.4

Cloudflare DNSを使用する場合は、1.1.1.1と1.0.0.1を入力します。
ステップ5. DNSを変更した後、管理者としてコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してDNSキャッシュをクリアします。
ipconfig /flushdns

その後、Riot Clientを再起動してアップデートを試してください。
6. ネットワークドライバーを更新する
ネットワークアダプターのドライバーに問題がある場合、通信が不安定になり、VALORANTのアップデートに影響する可能性があります。
ステップ1. 「スタート」ボタンを右クリックし、「デバイス マネージャー」を開きます。
ステップ2. 「ネットワーク アダプター」を展開し、使用しているネットワークアダプターを右クリックします。
ステップ3. 「ドライバーの更新」を選択し、「ドライバーを自動的に検索」を選択します。

ステップ4. 更新後にPCを再起動し、VALORANTのアップデートを再度試します。
Windows Updateで最新のドライバーが見つからない場合は、PCやネットワークアダプターのメーカー公式サイトから最新ドライバーを確認する方法もあります。
7. ディスクの空き容量を確認する
VALORANTのアップデートでは、ダウンロードしたファイルの保存や展開、既存ファイルの更新などが行われます。そのため、インストール先のドライブの空き容量が少ないと、アップデートが進まなくなったり、ファイル処理に時間がかかったりする場合があります。
ステップ1. エクスプローラーを開き、VALORANTがインストールされているドライブの空き容量を確認します。
ステップ2. 空き容量が少ない場合は、「ディスク クリーンアップ」や「ストレージ センサー」を利用して、一時ファイルや不要なデータを削除します。
ステップ3. それでも空き容量が不足する場合は、不要なアプリやゲームをアンインストールするか、別のドライブへの移行を検討してください。
また、空き容量だけでなく、HDDなどストレージ自体の読み書き速度がアップデート処理のボトルネックになる場合もあります。HDDを使用している場合は、SSDへの移行も選択肢の一つです。
VALORANTのアップデートが遅いときはSSDへの移行も検討する
ここまでの対処法を試してもVALORANTのアップデートが遅い場合は、ディスクの読み書き速度がボトルネックになっていないか確認してみましょう。特に、PCの起動やファイルのコピーなど、ほかの操作でも動作が遅い場合は、HDDの処理速度が影響している可能性があります。
HDDを使用している場合、アップデートファイルの展開・書き込みなどの処理に時間がかかり、アップデートがなかなか進まないように見えることがあります。SSDはHDDよりも読み書き性能に優れているため、ストレージがボトルネックになっている場合は、SSDへの移行によって改善が期待できます。
ただし、SSDに交換してもインターネット回線そのものが速くなるわけではないことを注意してください。
MiniTool Partition WizardでHDDからSSDへ移行する
SSDに交換したいけれど、Windowsやアプリを一からインストールするのは面倒という場合は、ディスククローン機能を利用して現在の環境をSSDへ移行する方法があります。
MiniTool Partition Wizardでは、HDDのデータを新しいSSDへコピーできます。OSを含むディスク全体を移行するほか、用途に応じてOSをSSDへ移行することも可能です。
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ステップ1. 新しいSSDをPCに接続します。PCに空きのドライブベイがある場合はセカンドドライブとして取り付け、ない場合はUSB-SATAアダプターなどを利用して接続します。
ステップ2. MiniTool Partition Wizardを起動し、ディスクマップから移行元のHDDを選択して「ディスクコピー」をクリックします。OSのみを移行する場合は「OSをSSD/HDDに移行」を選択します。
ステップ3. コピー先として新しいSSDを選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ4. 必要に応じて、SSDの容量やパーティション構成に合わせて設定を変更して「次へ」をクリックします。

ステップ5. 「完了」をクリックしてメイン画面に戻り、「適用」をクリックしてクローン処理を開始します。
ステップ6. クローンが完了したらPCを再起動し、必要に応じてBIOS/UEFIで新しいSSDを起動ドライブとして設定します。
それでもVALORANTのアプデが進まない場合
ここまでの対処法を試してもVALORANTのアップデートが進まない場合は、追加の対策を試してみましょう。以下は環境によって効果が異なるため、上記の方法で改善しなかった場合の最終手段として検討してください。
- VALORANTとRiot Vanguardを一度アンインストールし、再インストールする:ゲームファイルや関連ファイルが破損している場合、再インストールによって問題が解消する可能性があります。
- Riot Vanguardを再起動する:Riot Vanguardに一時的な不具合が発生している可能性がある場合は、サービスを再起動して改善するか確認してみましょう。「services.msc」から関連するサービスを確認できます。
- ルーターのMTU設定を見直す:一部のユーザーは、ルーターのMTU設定を1400前後に下げることで改善したと報告しています。現在の設定を控えてから慎重に試してください。
- Windowsを最新バージョンに更新する:Windows側の不具合やネットワーク関連の問題がアップデートに影響している可能性があるため、Windows Updateから最新の更新プログラムを確認してください。
- Riot Gamesの最新情報を確認する:公式のサービス状況ページやXなどを確認し、VALORANTで同様の障害やアップデート関連の問題が報告されていないか確認しましょう。
- Riot Gamesのサポートに問い合わせる:上記の対処法を試しても改善しない場合は、発生している症状やエラーメッセージ、試した対処法などを添えてRiot Gamesのサポートに問い合わせることをおすすめします。
まとめ
VALORANTのアップデートが遅い・進まない場合は、まず本記事で紹介した8つの対処法を順番に試してみましょう。それでも改善しない場合は、ディスクの速度が原因の可能性もあるため、SSDへの移行も検討してみてください。
MiniTool Partition Wizardの使用中に何かご不明な点やご意見がございましたら、お気軽に[email protected]までご連絡ください。
