Windowsのディスク管理でパーティションを削除したり拡張したりする際に、「仮想ディスクサービスエラー:この操作は、オブジェクトによってサポートされません」というエラーが表示された場合があります。同じ操作をDiskpartで試してみても、同じエラーが発生して、操作は実行できません。
方法1:仮想ディスクサービスを有効にする
「仮想ディスクサービスエラー:この操作は、オブジェクトによってサポートされません」という問題が発生した場合は、まず関連するサービスが有効になっているかどうかを確認してください。具体的な手順以下の通りです:
ステップ1:「Windows+R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
ステップ2:テキストボックスに「services.msc」と入力し、「Enter」キーを押します。
ステップ3:「サービス」ウィンドウで、下にスクロールして「Virtual Disk」を見つけます。このサービスをダブルクリックしてプロパティウィンドウを開きます。
ステップ4:「スタートアップの種類」を「自動」に設定してください。サービスの状態が「停止」になっている場合は、「開始」ボタンをクリックします。

ステップ5:その後、「適用」>「OK」をクリックして変更を保存します。
ステップ6:完了したら、コンピューターを再起動し、「この操作はオブジェクトによってサポートされません」という問題が解消されるかどうかを確認します。
方法2:パーティションオーバーライドを削除する
場合によっては、操作がサポートされていない問題は、Diskpartで「delete partition override」というコマンドを実行することで解消できます。手順は以下のとおりです。
ステップ1:検索バーで「コマンドプロンプト」を検索します。最も一致する検索結果から「コマンドプロンプト」の「管理者として実行」オプションをクリックします。
ステップ2:管理者特権でのコマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力し、それぞれの後に「Enter」キーを押して実行します。
- diskpart
- list disk
- select disk 1 (1は削除したいパーティションを含むディスクの番号に置き換えてください)
- list partition
- select partition 〇 (〇は削除したいパーティションの番号です)
- delete partition override

方法3:すべてのパーティションを削除する
「この操作はオブジェクトによってサポートされません」という問題を解決するもう一つの方法は、すべてのパーティションを削除することです。この操作を実行するには、下のガイドをご参照ください。
ステップ1:「コマンドプロンプト」を管理者として実行します。
ステップ2:以下のコマンドを1つずつ入力し、それぞれの後に「Enter」キーを押します。
- diskpart
- list disk
- select disk 1
- clean
ステップ3:その後、ディスク上の未割り当て領域を使用して新しいパーティションを再作成し、バックアップファイルを新規パーティションに移動してください。
場合によって、DiskpartのCleanコマンドが実行できない可能性があります。その場合、MiniTool Partition Wizardを使ってすべてのパーティションを削除してみましょう。MiniTool Partition Wizardは、ディスクのクローン作成、パーティションの作成/フォーマット/サイズ変更/削除、MBRからGPTへの変換、ハードドライブからデータの復元など、さまざまな機能を備えていた強力なパーティションマネージャーです。
MiniTool Partition Wizardを使ってすべてのパーティションを削除する方法は次で紹介します。
- MiniTool Partition WizardをPCにダウンロードしてインストールします。そして、起動して、メインインターフェイスに入ります。
- ディスクを右クリックし、「すべてのパーティションを削除」を選択します。
- 警告ボックスで「はい」をクリックし、「適用」をクリックして操作を実行します。
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さいごに
この記事では、「仮想ディスクサービスエラー:この操作は、オブジェクトによってサポートされません」という問題に対処する方法を3つ紹介しました。もしこの問題に困られているなら、上記の方法を試してみてください。お役に立てれば嬉しいです。
